2017年3月のTradersTrustのCySECライセンス問題の詳細 - CySECライセンス停止後、復活?

2017年4月の第1週、根強い人気のTradesTrust (トレーダーズ・トラスト)が、一時、キプロスCySECから追い出されるというニュースが話題になっていました。


※第1報は、海外ニュースサイトファイナンス・マグネーツが報じました。(英語です。)

正確には、キプロスCySECのライセンスを一時的に失っていたのは、TradersTrustではなく、運営会社のTTCMとなります。

現在は、キプロスCySECのライセンス停止は取り下げられ回復しています。

※2017年3月17日決定 → 2017年4月3日再認可

キプロスCySECによる公式声明は以下よりご確認ください。(英語です。)

2017年3月のTradersTrustのCySECライセンス問題の詳細 - CySECライセンス停止後、復活?


TTCMのライセンスが剥奪された理由


今回、TradersTrustの運営会社TTCMがライセンス剥奪については、ヨーロッパで定められている自己資本被規制比率の条件を満たしていなかったためと、キプロスCySECより公表されています。

※詳細は、海外ニュースサイトHercules Finance  - Traders Trust’s CySEC license gets ...に掲載されています。(英語です。)

しかし、キプロスCySECの2017年3月のライセンス停止を決定した後、TTCMは、定められた自己資本規制比率の水準を満たしたことにより、再度ライセンスの適用となったようです。

今回のTTCMの件を探っていくと、一緒にバイナリー・オプション (BO)関連のブランドもまとめてEUのライセンスが停止されたと話題になっていますが、TTCMとBOの規制強化は別件で、たまたま同じタイミングだったようです。


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