世界一CFDの取り扱い数が最も多いFX証券会社3選
CFD商品とは結局なに?
CFD商品といってもピンとこない方も多くいらっしゃると思いますので、ここではCFD商品とは何かをわかりやすく解説したいと思います。
CFDとはズバリ?
CFD商品とは、金融派生商品です。
派生商品ということは、もともと別にオリジナルの金融商品が存在しており、その価格変動を利用して別の名前で、別の金融商品を提供しているということです。
各金融機関(FX証券会社など)は、各レギュレーション(金融監督機関)のルールに違反しない限り、自由に金融商品を作って増やすことができます。
金融商品が多いほどもちろん需要は増えますので、各FX会社は時間とお金とシステムに余裕があれば、どんどんCFD商品を増やします。
そうして、作られたのが以下のようなCFD商品です。
- 株式CFD
- 株式指数CFD
- 商品CFD
- 貴金属CFD
これらのCFD商品には必ずオリジナルの市場が存在し、CFD商品と実際の取引市場は、常に同じ価格変動を行っています。
CFDの特徴
実際の市場と同じ価格変動を行い、配当金・利回り等も同じ額分受け取ることができるCFD商品ですが、それらには大きな違いが3つあります。
売って利益を出せる
例えば、実際の株式市場では買って利益を出すことしかできません。
つまり株価が下がることにより、利益を出す投資家はいないことになりますがCFDでは異なります。
CFD商品は、買うことも売ることも可能であり、価格が上下に変動することで利益を生み出すことができます。
レバレッジ最大100倍
実際の日本国内の株式市場では、約20倍までのレバレッジしか利用することができませんが、いくつかのFX証券会社では、レバレッジ約100倍まで利用することができます。
より高いレバレッジを利用することにより、今まで買うことのできなかった株もCFDでは買うことができます。
実際の商品保有の権利なし
CFDは、各FX証券会社との相対取引です。
つまり、例えばあなたがAmazonの株式CFDを売ったとすると、相手側の証券会社は同じ数のAppleの株式CFDを買います。
実際の取引市場では売って利益を出すことができない商品を、売ることができるのは各証券会社自身が市場となって、取引を行っているためです。
このCFD取引は、証券会社によって作られた市場にて取引を行うことになるため、実際の株式や商品の保有権利は一切関係しません。
つまり、あなたがAppleの株式CFDを買っても、実際の本物のAppleの株の保有権は移動しません。
CFDは、どうやって取引するの?
CFD商品を取引するためには、それらのCFD商品の取り扱いがある証券会社にて口座を開設する必要があります。
どの証券会社でも1つの取引口座にてFX通貨ペア、CFD、貴金属と全ての取引可能な金融商品を提供しています。
そのため、1つの取引口座を開設し入金を行うだけで、好きなときに様々な金融商品を取引することができます。
ここでは、CFD商品の取り扱い数が最も多い証券会社を3つ紹介します。
XTrade(エックストレード)
XTradeは、キプロスを拠点に活動を行っているオンラインFX・CFD証券会社です。
1996年から活動を行っている老舗の証券会社であり、CFD商品の取り扱い数はなんと合計700種類以上!
先月クリスティーナ・ロナルドともスポンサー契約を行い、豊富なボーナスと共に積極的にプロモーションを行っています。
ただ、日本語サポート窓口が最近解散してしまったことと、CFDではなくFX取引においてのスプレッドが広い(2ピップ以上)ことが難点です。
CFD取引を中心に行われる方であれば、もっともお勧めできるFX証券会社です。
FxPro(エフエックスプロ)
FxProは、日本へ向けてもプロモーションを行っていたキプロス拠点のオンラインFX・CFD証券会社です。
150種類以上のCFD商品を提供しており、ここ10年間の信用ある金融サービスが安定した人気を集めています。
FxProの公式ウェブサイトでは、日本在住の投資家は勧誘していませんとの表記がありますが、実際にはいまでも日本に在住している日本人の方でも口座を開設することができます。
日本語サポートデスクも完備されているため、安心して取引を行うことができます。
IFC Markets(アイエフシーマーケッツ)
英国領ヴァージン島に企業登録し、日本語サポートデスクと400種類以上のCFD商品を提供しているオンラインFX・CFD会社です。
システムを独自開発し、ユーザーに優しい取引プラットフォームや取引ツールを提供しています。
サポートから取引環境まで、全てが平均以上の優良証券会社です。
面倒な手続きや口座が必要な株取引とはおさらば!
これらの証券会社で口座開設すれば、FX・株・株式指数・貴金属・商品先物・原油等を同時にまとめて取引することが可能です。