ビットコインはリスク!ビットコインCFDを取引するべき理由

仮想通貨として知られる「ビットコイン」は、ここ数年間で歴史的な大きなブームを引き起こし、多くの投資家からの注目を集めています。

実際にビットコインを、支払いのための通貨として利用している人の数は10%にも満たないとも言われており、あとの90%はすべて投資目的での購入であるとも言われているほど、「ビットコイン」=「投資商品」というイメージが強いことでも知られています。

「ビットコイン」への資金の流入は日に日に増しており、多くの金融関連の記事にて「ビットコイン」の取引を紹介をされているケースも見受けられます。

ここでは、「ビットコイン」への資金投資は、なぜお勧めされないのか、ネガティブな視点から分析してみたいと思います。

ビットコインの過去から現在まで


「ビットコイン」は、暗号通貨という意味のクリプトカレンシー(Cryptocurrency)のカテゴリーに当てはまる仮想通貨です。

その完璧すぎる内部プログラムと独自性から、この2年間だけでも多くの新聞やウェブサイトにて、この謎の仮想通貨「ビットコイン」のメリットデメリット等の説明が書かれてきました。

もちろん、その内部構造や安全性が明確ではなくとも、「ビットコイン」はすぐに価値と投資家の数を増し、それとともに取引価格も急騰しました。

2年前の人気と価格の急上昇からは、「ビットコイン」への投資の注意喚起を促す新聞等の記事が多く公表されましたが、数字上では現在まで止まることなく成長をし続けている通貨(または投資商品)の一つです。

マウントゴックスや各国で初期発明者の指名手配などが行われても、この謎のビットコインが持つポテンシャルに可能性を期待する投資家の勢いは凄まじいものです。

そして2016年、現在では「ビットコイン」を決済通貨として利用する企業は多く存在し、世界の基軸通貨であるアメリカドル(USD)の横に決済通貨の選択として並べられるほどまでにもなりました。

「ビットコイン」のリスク①


現在の段階で「ビットコイン」の価値を定めることはだれにもできませんが、多くの中央銀行や金融分析家たちが「ビットコイン」の保有はリスクが高いことであると判断しています。

彼らの批評の中で最も頻繁に取り上げるのが、金融行為規制監督機関」の有無です。

「ビットコイン」も1つの通貨であるため、安全面を意識するのであれば、まずその通貨の取り扱いルールを決める政府の機関が必要となります。

ここでいう政府機関とは、日本円にとっての日本銀行、ユーロにとってのECB(ヨーロッパ中央銀行)、またアメリカドルにとってのFRB(連邦準備銀行)というようなものです。

これらの金融機関(銀行)は、管理を行っている通貨が扱われている国の経済状況を常に見直し、必要に応じて金融政策を行い、通貨価格の変動には常に注意を払っています。

なによりその通貨の価値を安定させるのが彼らの仕事の一つです。

しかしながら、「ビットコイン」をこのように管理することは不可能となります。

これは、「ビットコイン」を比較する経済、または国が存在しないためです。仮想通貨は、ネット上のみに存在するため、その価値の正当性を求めることもできません。この「ビットコイン」は、他のすべての通貨のように管理されることのできない、初めての通貨となります。

「ビットコイン」の価値は明日には数億円に達っし、その翌日にはほぼ無価値になっているかもしれません。なぜならこの通貨の価値を管理する人はだれもいないのですから。

「ビットコイン」のリスク②


「ビットコイン」の取引は、ほぼギャンブルに似た傾向があります。

それは、「ビットコイン」の価格変動を一般的なテクニカル分析やファンダメンタル分析を容易に当てはめることができないためです。

これも「ビットコイン」の価値を比較する他の通貨や商品、またはその価格変動の傾向を求めるためのヒストリーデータがないためです。

通貨の中では、「ビットコイン」は将来価値を求めることが最も難しい通貨であるといえるでしょう。

一般的なギャンブルとFX・商品先物等の違いは、この価格分析が行えるかどうかにありましたが、これでは「ビットコイン」はギャンブルとして分類されてもおかしくないかもしれません。

それでもビットコインを取引したいと考えている方へ


それでも「ビットコイン」へ投資したい!という方は、CFD商品である「ビットコイン」をお勧めします。

CFD(Contract for Difference)とは、差金決済という意味であり、金融派生商品の一種です。

このように説明すると、余計に意味がわからなくなってしまうかもしれませんが、つまりは、
「各商品(株や原油、ビットコインなど)は、CFDという商品になることで、価格が下落することからも利益を得ることができます。」

さらにわかりやすく説明するために、通常の「ビットコイン」と「CFDのビットコイン」取引の簡単な違いを表にまとめます。

通常のビットコイン
CFDのビットコイン
取引商品
実際のビットコイン
ビットコインの価格
ビットコインの保有権
あり
なし
取引相手
他のビットコイン保有者
口座開設した証券会社
価格変動
ビットコインの市場価格
同じくビットコインの
市場価格
利益を得るタイミング
価格上昇から
価格上昇と価格下落から
レバレッジ※
低め
大きめ
※「てこの原理」という意味で、少ない資金で大きい資金を動かす権利(証拠金取引)

この表をみるとわかると思いますが、CFDの形で取引をすることは、以下のメリットがあります。

1.      ビットコインの価格が下落することでも利益を得られるため、リスク管理を行いやすい
2.      実際のビットコインを保有する必要がないため、通貨自体の価値が無くなっても心配なし

ただ、大きなデメリットが1つあります。それは実際の「ビットコイン」を保有することができないということです。すべてのCFD商品は、各証券会社から作られたもの(金融派生商品)であり、取引をするものは価格(数字)であるからです。

ただ、「ビットコイン」を決済目的ではなく、投資目的に利用される場合にはこのCFD商品は、メリットの多い商品となります。

CFDは株やエネルギー、そして他の商品等にも利用されていますが、実際のオリジナルの投資商品を取引するよりも全体的メリットが多いことでも知られています。


そんなCFD商品を取引が取引可能なFX会社のリストは、以下のリンクから確認することができます。

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