cTrader:のイスラミック・スワップフリー口座も利用可能に


MT4(メタトレーダー4)のスペックを越えるFX取引プラットフォームとして人気を集めているcTraderですが、先日のcTraderの開発元Spotwareからの発表によるとついに「スワップフリー口座」の提供が開始されたようです。

cTraderのスワップフリー口座の提供開始時については、各ネット証券会社によって異なりますが、デモ口座に関してはすでにcTraderの取引プラットフォームから開設することができます。

一般的に、スワップフリー口座はイスラム教を信仰されシャリア法に従われている方々専用に提供されているものであり、日本に居住されている日本人の方々ではこの条件に当てはまらない方が多くと思われますが、時たま「スワップフリー口座」を無条件に提供されている証券会社も存在するため、上記の方でもcTraderのスワップフリー口座をいつか利用する機会はあるかもしれません。

最近のcTraderのアップデートは頻繁に行われており、現在ではMT4の基本的機能は全て兼ねそろえるほどまでにもなりました。

cTraderへ最近追加された機能は

  • 取引サーバーへ"トレイリング・ストップ"の管理先を移動し、cTraderからログアウトしている状態でも稼働する"トレイリング・ストップ"注文
  • ヘッジングオプションの選択
などがあります。

これらの機能かつECNの取引環境が保証されている取引プラットフォーム。もしMT4と同様の機能を持つのであれば、cTraderを利用しない理由はありません。


ECNとはそもそも何?


このECN取引環境とは、cTraderが初めて開発されたElectronic Communication Networkと呼ばれる約定方式のことを意味します。

根本的な取引環境はSTP(Straight Through Processing)と同じものであり、投資家の注文は、証券会社からの介入なしに全てFX市場へ直接送信されるという概念のもと成り立っています。

ただ、ECNの場合には、このようなSTPのメリットに加えてDOM(Depth of Market)を確認することが可能です。
このDOMは日本語では「市場の深さ」とよくいわれますが、このDOMの画面では現在あなたの取引口座がつながっている市場先にどれだけの取引注文(リクイディティー)が存在しているのかを確認することができます。

そしてMT4では、プラットフォームの制限からDOMを表示することができないため、疑似ECNの取引環境をSTPにて提供することが可能となります。

このECNとSTPの取引環境の対義語は、相対取引やDD(Dealing Desk)となります。

日本国内の多くの会社が採用しているのがこの「相対取引」、そしてクリック365やcTraderが採用しているのが、いわゆるECN・STPです。

ECNが利用できるネット証券会社


通常はこの相対取引、店頭取引の取引環境を採用している証券会社が、多くのネガティブな口コミや評判を得ています。
そして完全100%なECN・STPの取引環境を採用している証券会社は、そのようなネガティブな口コミは特に見られません。

それは、これらの相対取引を行う証券会社では以下のような投資家に対してのデメリットがあるからです。

  • 約定拒否
  • 取引手法の制限
  • 利益分取り消し
  • 価格操作
しかし、「取引所取引」の取引が行えるECN・STP環境の場合、上記のようなデメリットはありません。

そのため、もしFX取引を行われるための証券会社を探されているのであればこの本物のECN・STPの取引環境を提供している会社を選ぶことがお勧めされます。

MT4にて本物のSTP取引環境を提供している証券会社の例は以下の通りです。

Traders Trust
KVB Kunlun
cTraderにてECN取引環境を提供している証券会社の例は以下の通りです。

FxPro

このブログの人気の投稿

FX業者のMT4のIPアドレスの探し方

HotForex 未入金ボーナス「50ドル入金不要ボーナス」は、2018年4月末で終了!お受け取りはお早めに!

ブリッシュ・ベアリッシュとは?用語の起源をしろう