CySECより4社10ブローカーに罰金の制裁。IronFXの中国紛争の和解金も

CySECに登録されるForexとバイナリー商品を取り扱う業者に関して、新たなレポートが発表されました。




合計1億円を超える罰金



今回、4社、10ブローカーへCySECより罰金が科せれられています。

制裁を受けた会社


WGM Services Ltd
(EZTrader、EZInvest、Global Option)
€ 340,000.00
Pegase Capital Ltd
(InteractiveOption、HelloBrokers、MTX Plus)
€ 300,000.00
Depaho Ltd
(GTCM、FXGM)
€ 233,000.00
Reliantco Investments Ltd
(UFX、UFXMarkets)
€ 123,000.00


合計1億を超える目立ったレポートだったため、今回の件は多くのメディアがすでに取り上げていますね。

この件は、世界的にも金融サービスに特化した企業が特に集まる国の金融監督機関としてしっかり機能していることの確認にもなるでしょうか。

IronFXは中国の一件で和解金を支払うことに



IronFXについては、少し前に中国地域でのボーナス出金に伴うトラブルがあり、この出金リクエストへの出金拒否が大きく問題化していました。

この件については、利用規約に違反したことによるトラブルとしてCySECに判断され、最近まで特にIronFXへは調査は行われてきませんでした。

しかし、ネットなどでも大きく騒がれ、収拾が付く様子もないことから、今年に入りIronFXの出金状況に関しての確認と調査が入っていました。

今回、公開されたレポートに詳細がないことから憶測の域をでませんが、中国地域の件での紛争の和解金としてIronFXは33万5,000ユーロを支払うことに合意をしたようです。


上記の情報は以下のリンク先で確認できますので、ぜひあわせてご確認ください。




上記はSCAM認定ではない



また、この記事はミスリードを誘いそうですので、解説を加えます

上記一覧の会社は、SCAMの認定をされたわけではなく、CySECよりライセンスの取り消しをされたわけでもありません。

さらに、IronFXに関しては、罰金(制裁)ではなく和解金です。

上記11ブランドはCySECによるライセンスを認められているFX会社となり、今後も法の下で運営される事業者です。早とちりにはご注意ください。

このブログの人気の投稿

FX業者のMT4のIPアドレスの探し方

FX市場で滑り(スリッページ)が発生する2つの理由

ブリッシュ・ベアリッシュとは?用語の起源をしろう