サーバーダウンも問題無し!オーダーとメンタルを備えよう


サーバーが気になりますか?



FX取引で、サーバーを気にするのは、FX会社のサーバー環境があなたの取引の約定速度や安定性を支え、影響するからでしょう。


約定速度は、地理を意識



例えば、約定速度を気にするのであれば、FXサーバーはあなたの地理的位置に比較的近いものを選択する方が有利です。(実際の影響は、とてもわずかなものではありますが…)


安定性の側面、障害は予測不可能



約定の速度も気になるかもしれませんが、もっと大事なのはサーバーの安定性。

24時間365日、安定稼働がFXの命綱です。

しかし、サーバーの安定性といっても、FX会社が利用しているサーバーがいつダウンするかなんて誰にも予測できません。


過去のサーバー障害の原因を知っておこう



そもそもサーバーダウンは、なぜ起こるのか。

過去のいくつかのFXブローカーが経験したサーバーダウンの原因を2つ確認してみましょう。

  • DDoS攻撃によるもの
  • 極端に増えた取引オーダーからの負荷によるもの

DDos攻撃って?


DDos攻撃とは、F5アタックを上位互換のようなものです。

ゾンビコンピューター達が一斉に1つのサーバーへアクセスし、負荷をかけ、サーバーを落とすことをいいます。(DDos攻撃のひとつの例です)

実はDDos攻撃に対する完璧な対策はいまだ存在せず、いつ起こるかもわからないので、世界中のFXブローカーが最も恐れるサーバーアタックの1つです。


負荷によるサーバーダウン



極端に増えた取引オーダーからの負荷によるサーバーダウンは、比較的最近のスイスフラン暴落がわかりやすい例ですね。

スイスフラン暴落では、市場提供元の銀行側が取引制限を行ったほか、突然のポジジョンオーダーにより、ブローカー自身のサーバーが落ちることもありました。

いくつかのブローカーのウェブサイトが数日ダウンしているのもみられ、混乱が長く続いたため、修復にも日数がかかっていました。


サーバーダウンに備えよう



FXブローカーのサーバーが落ちてしまうのであれば、その間にトレーダーができることはありません。

口座にログインすることも、取引決済をすることも、新規の注文なんてもちろん不可能です。


Take ProfitStop Loss



そんなリスクへの対策は、Take ProfitStop Lossの設定です。

市場の混乱によって生じた、サーバーダウン後に自分の口座をみて、クレームをつけてもブローカーはどうしようもありません。

でも、事前に用意していたTake ProfitStop Lossがあれば別です。常にこの二つを用意していれば、サーバーダウンでの全額損失を防ぐことが可能です。

また、フルレバ・全力・満玉勝負など極端なリスクを追う取引をせず、常に十分な証拠金とロスカットを予定だてておくこともプロのトレーダーとして必要な要素であり、相場や不測の事態に負けないメンタル作りに一役かってくれることでしょう。

このブログの人気の投稿

FX業者のMT4のIPアドレスの探し方

FX市場で滑り(スリッページ)が発生する2つの理由

ブリッシュ・ベアリッシュとは?用語の起源をしろう