海外FX業者への入出金 注意点まとめ

海外FX業者には、取引環境にもサービスにもメリットがたくさんありますが、入出金については日本国内の業者とは異なり戸惑う方もいるかもしれません。

ここでは、海外FX業者への入出金方法のお勧めと注意点を全てまとめます。

Neteller(ネッテラー)


海外FX業者への入出金方法で一番人気なのは、ネッテラーです。

ネッテラーのオンライン決済システムを利用すれば、国境なく世界中どこでも少しの手数料で送金することができます。

ネッテラーを利用するために銀行口座は必要ありません。ネッテラー口座を開設すれば、資金はオンラインで管理することができます。

また、ネッテラーはロンドン証券所上場企業であり、安心して資金を預けることができます。

ネッテラーの手数料

ネッテラー口座間での送金には、1%(最大10USD)の手数料が発生します。

通常の海外送金には3,000円以上の手数料が発生しますので、比較するとネッテラーはとてもお得です。

両替(為替)手数料は1%からです。通常の銀行では3%の為替手数料が差し引かれます。

ネッテラー入出金の注意点

  1. FX業者にてネッテラー手数料無料との表記があっても、1%の送金手数料は常にネッテラー側から発生します。
  2. ネッテラーのマスターカードを利用して入金すると、出金は(ネッテラー口座ではなく)カード自体への出金となり、通常のカード入出金と同じプロセスとなります。
Neteller(ネッテラー)口座の詳細はコチラ

クレジット/デビットカード



クレジット/デビットカードを利用しての入金は、カードさえ持っていれば手数料無料で、即時入金を行える便利なツールです。

カード入金方法はネットショッピングと同じで、FX業者へカード払いする形で入金することができます。




カード入出金の手数料

カードで入金を行う際には、基本的には手数料は一切発生しません。出金に関しても手数料ゼロで行うことが可能です。

ただ、カード会社により支払いごとに手数料を設定されている場合には、それらは各個人が支払う必要があります。

カード入出金の注意点

  1. JCBカードは日本国内だけです。海外FX業者では利用できません。
  2. カード入金後には、出金の際に、過去の入金金額分を上限にオリジナルのカードへ返金されます。
  3. カード出金には、各カード会社の締日によっては、1か月ほどかかる場合があります。
  4. カード出金は「支払い取り消し」として処理されるため、その後同じFX業者へカード入金が行えなくなる場合があります。

銀行送金


銀行送金は、他の入出金方法よりも処理の日数と手数料がかかるため、人気の方法ではありませんが、銀行口座を利用する安心感から、まだまだ利用する人は多いようです。

国際送金に対応している銀行にて口座をお持ちの場合には、だれでも利用することが可能です。

※国際送金に対応している銀行には、スイフトコード(JPJT...)があります。

銀行送金の手数料

日本国内から海外へ送金を行う場合には、約3,000円以上の手数料が発生します。

この手数料は銀行ごとに異なり、一般的には地方の銀行であるほど高くなります。

また地方の銀行である場合には、海外への送金に仲介銀行(他の大手の銀行)を利用する場合があり、その場合には手数料が6,000円以上になる場合もあります。

銀行送金での注意点
  • スイフトコードや支店名を誤って入力すると、更なる手数料が発生するか、送金元へ返金される場合があります。
  • 海外送金の場合、送金先へ着金するまでは通常5営業日ほどかかります。
  • 手数料や必要日数は、相手側に着金するまでわかりません。

海外FX業者でも、入金から出金するまでが投資(取引)です。事前に各FX業者の条件を調査して賢く入出金を行いましょう。

このブログの人気の投稿

FX業者のMT4のIPアドレスの探し方

FX市場で滑り(スリッページ)が発生する2つの理由

ブリッシュ・ベアリッシュとは?用語の起源をしろう