cTraderとMT4をプロの目線で比較 - プラットフォームの選択

FXProやThinkForexで取引をする際に、みんなが気にするcTraderを、実際に利用されることの多いMT4と比較します。




cTraderとは?


cTraderは、ECN環境で実行される取引プラットフォームです。

MT4のデスクトップ版にはない透明性が人気の理由となっています。


cTraderはWebも対応


cTraderもMT4もベースはWindows向けのプラットフォームです。

Web版(ブラウザ版)では、Macはもちろん、SafariやFireFox、Chromeなど、OSやブラウザに依存することなく、取引が可能です。

Webベースのデメリット


しかし、インストールするタイプのプラットフォームに比べ、Web版は操作や機能が制限されます。

cTraderのモバイル版(iPhone、Android等のスマートフォン)でも、デスクトップと同じ操作レベルを提供できていないことから、現在、Spotware社(cTrader開発元)としても改善に最も力を入れている部分です。

2015年後半、開発が急に進んだMetaQuotesのウェブトレーダーの存在もあり、ライバルに水をあけられているのは事実かもしれません。


cTraderの信頼性


圧倒的な安定性を誇り、世界で間違いなく一番人気のMT4は、その存在の世間への浸透性と実装に資金がそれほど必要なく、スタートアップのFXサービスにはセットアップが最も容易なプラットフォームというメリットがあります。

しかし、いわゆるSCAMブローカー(詐欺会社)と呼ばれ、MT4の利用目的が「取引ツールを提供すること」ではなく「資金を集めること」である場合に、白黒つけにくいのもMT4のもつ特徴です。

一方、cTraderの開発元であるSpotware社は、cTrader実装の際のFXサービスにおけるコンプライアンス強化や顧客(各FX会社)とのつながりを深めることに重点を置き、常にパートナーのの信頼と信用の確認を行っています。

あえて、cTradeを導入せずともMT4の導入だけでFXサービスは実現する中で、上記事実を踏まえると「cTraderを実装するFXブランド = 真面目な金融サービス」というわかりやすさがあります。



cTraderの対応銘柄


cTraderでもMT4でも、Forex通貨ペア・CFD・指数・貴金属の取引は、契約した口座次第で自由に取引ができます。

バイナリー・オプションについては、、透明性を特徴とするcTraderのシステムに、バイナリーオプションを投入する決断が下せないということでした。

バイナリー・オプションも投資商品としてはとても人気を集めていますが、バイナリー・オプション・ブローカーの様々な問題が表面化している昨今、cTraderへの導入には時間がかかりそうです。


cTraderの利用者数


もちろん、MT4が利用者数も世界一のプラットフォームです。

一方のcTraderの取引量は毎前月比1割の増加傾向にあります。
ライブ口座数にいたっては、毎前月比2割増しとのことです。

日本でもcTraderの市場は拡大傾向にあります。


透明性と期待値ではcTraderを、今までの慣れと安定性でMT4を、
余力があればぜひ両方を、利用してみてはいかがでしょうか?

(cTraderの利用はMT4でも公式のデモブローカーとして有名な、FxProが比較も容易でおススメです。)


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